Mid 2012のMacにmacOS Catalinaに入れたら失敗した話
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  • 公開日: 2019/10/28

Mid 2012のMacにmacOS Catalinaに入れたら失敗した話

ダウンロード時間

OSのダウンロードにかかった時間は47分です。
これは平均的な速度で、古いMacだからいって遅くなることはありませんでした。
ちなみにファイルのサイズは8.09GBです。

ダウンロード時のインターネット回線速度は
下が31.4Mbps 上りが94.8Mbpsでした。
ご参考になれば幸いです。

インストール時間

インストールにかかった時間は3時間30分でした。
他の方を見てみると
最新のMacで7分 他のMacで50分となっており
Mid 2012のMac book proでは約4.2倍のインストール時間がかかることがわかりました。

インストール後の様子

インストール後、2つの問題が発生しました。

起動が遅くなる

MacOSmojaveのときに比べ、起動時のインジケーターが進むのが遅くなりました。

また、mojaveでは起動後すぐにDockとディスクトップに配置しているフォルダが表示されていたのですが
Catalinaでは、その表示もすぐには表示されなくなりました。

そして、インストール後初めての起動時は
画面が真っ暗の状態で起動することがありました。


↑インストール後初めての起動時の状態

シャットダウンが遅くなる

前回に比べ、シャットダウンが遅くなりました。
シャットダウンボタンを押しても、数秒間は画面が点灯しています。


↑シャットダウンをしたときの状態

追記
自動アップグレードの解除を忘れており、macOS Catalina 10.15.1にアップロードされました。
シャットダウンが上手くいかず、電源が強制的に落ちるトラブルに何度か遭遇しています。

新しい機能について

3つに分かれたiTunes

iTunesがApple Music、Apple TV、Apple Podcastの3つのアプリに分かれました。
全ての機能が利用でき、Apple MusicのアプリにはしっかりとiTunesに入っていた音楽が引き継がれていました。

メモアプリ

メモアプリではギャラリー表示の表示が新しくなったりと、検索機能が追加されました。
2012年のMac book proでも、この機能は使用できました。

リマインダー

リマインダーアプリはデザインが新しくなり、かなり見やすくなっています。
新しく追加された画像の添付機能も問題なく使えました。

Macを探す

iPhoneやiPadからMacが探せるようになりました。何処かに置き忘れてしまったときに便利ですね。
この機能も2012年のモデルで使うことができます。
設定次第では外部からのスリープ解除が可能です。
但し【Macを探す】を使用するためには以下の設定が必要になります。

    1. システム環境設定→Apple ID
    2. iCloud→Macを探すにチェック
    3. システム環境設定→セキュリティとプライバシー設定
    4. 位置情報→システムサービス詳細→Macを探すにチェック

Sidecar

macOS Catalinaの中でも、特に注目されているSidecar
これはiPadをMacのサブディスプレイとして使える機能です。
外出先で2画面で作業したいときや
Apple pencilが使えるため、イラストを書くときに役に立ちます。

しかし、この機能はSidecar のシステム条件にも掲載されている通り
https://support.apple.com/ja-jp/HT210380#systemrequirements
2016年以降のMac book proが対応機種となっており
2012年モデルは対応しておりません。

スクリーンタイム


対応していました。

まとめ

2012年モデル(Mid 2012)のMacに
macOS Catalinaをインストールしてみましが
特に大きな変化もなく、Sidecar使えなかったため
大きなメリットはありませんでした。


あくまでも個人的な感想ですが、動作も遅くなるため、2012年モデル(Mid 2012)のMacに
macOS Catalinaをインストールすることはあまりオススメではありません。

もし、インストールする場合は
バックアップをとって、ダウングレードできる状態でインストールすることをオススメします。

このサイトでは、この他にもmacに関する記事が2件ございます。もし興味があればページ下にあるオススメ記事をご覧ください。

記載されている情報はすべて記事作成時2019/10/28時点のもの